どうも。時音優です('ω')ノ
今回は懐かしの青春。学生時代の青春のストーリー「くちびるに歌を」の感想考察をしていこうと思います(^^♪新垣結衣主演の作品で音楽好きには絶対観て欲しい映画になります。劇中歌ではアンジェラアキさんの「手紙」が歌われていてしっとりほっこり出来る映画でもあります。
そんな青春だけれどちょっと癒されてほっこり出来るありがたい作品。「 くちびるに歌を 」の感想を書いていこうと思います。
復習もかねてさあ、参りましょうぞッ!ノ ゚Д゚)ノ
新垣結衣出演映画「くちびるに歌を」の感想考察。名曲「手紙」も。
感想のまとめ
柏木ユリやその他生徒の登場人物それぞれの過去や問題を抱えているのが演出でわかる。そんなものを背負いつつも合唱を頑張ってるのを見るとちょっと励まされる。そして、名曲中も名曲のアンジェラアキさんの手紙も歌ってて結構深い。そんな登場人物が力を合わせて合唱するのは心にグッとくる。ストーリー設定は合唱部の話という世界観が狭めだけれど、その狭い中にも深さがあって引き込まれる。主人公である柏木ユリが少しずつ変わっていくところも観てて気持ちよかった。終盤の方では涙がポロリと流れた。感動できた名作。
こんな人におすすめ
- 音楽が好きな人
- アンジェラアキの手紙好き
- 青春ドラマが好きな人
- 合唱が好きな人
【ネタバレ注意】気になるシーンや演出、注目ポイントなど
ぶっきらぼうな柏木ユリ
主人公の柏木ユリ。最初に登場した時からなんか性格が冷めてて愛想が良くない感じ。キャラ設定なのかと思ったけどそういうわけではなかった。過去に原因アリ。中盤から終盤にかけて原因が分かるけど、終盤まで笑う表情すら見せなかった。そんな役を演じた新垣結衣さんもさすがプロという感じ。演技が上手かった。そういう演出があったから最後の最後に笑った時の柏木ユリに柔らかさを感じた。ホントは優しい人なんだと・・・(^^♪
柏木ユリの過去
柏木ユリが冷めてる原因。一昔に交通事故で恋人を亡くしたたらしい。それも、自分のせいで亡くしたと思い込んでいて、それが原因でピアノを弾けなくなったり、性格が冷めていた模様。そんな柏木ユリだが学校の臨時先生になって生徒と関わりを持つにつれて少しずつ変わっていき最後にはスッキリした柏木ユリになっていた。一皮むけた感じが観てて安心できたしほっこり出来た(^^♪
柏木ユリのピアノ
生徒の話がきっかけでしばらく鍵盤すら触っていなかったピアノを弾いた柏木ユリ。船の汽笛の音。ド。そのドを弾いたおかげでピアノをまた弾けるようになった。そして、合唱の練習の時も本番もピアノを演奏するようになったので過去の事を想う気持ちがすこし薄くなり、前向きになれたのかもしれない。先生が生徒に教えるのではなく、先生が生徒から学んだ部分で、子供も影響力は大きいなと思った。ピアノを弾いてたときにはちょっと鳥肌が立った。
本格的な一致団結
一つの目標に向かって皆で頑張る。そんな青春が観ててとても気持ちいい。問題もいくつもあったけど、少しずつ解決していって最後には一致団結して合唱コンクールに挑んでいた。優勝は惜しくも逃したが皆スッキリした様子だった。全力を出し切った感じ。こういう体験は子供の時が一番経験出来るだろうから、あまりそういう経験をしてこなかった人からしたら、ちょっとうらやましく見えるかもしれない。
息をのむ瞬間
合唱コンクールで歌う時の静寂、と緊張感。映画を観てたこっちも緊張して息をのんでしまった。こういう場所で前に立つのはなかなか経験がない人が多いのではないかと思う。そんな人たちにとっては伝わりにくいかもしれないけど、この映画ではちゃんと雰囲気が伝わってきた。息をのむ瞬間、一斉に力を合わせて歌う瞬間すべてに緊張感がありそれで感動も出来る。歌い切った後の充実感なんかも伝わってきた。合唱にはすごい力があるなとつくづく思った。
笑った柏木ユリ
この映画の最後の最後、柏木ユリが先生をやめて船に乗って帰る時に合唱部全生徒が笑ってと言うシーンがあるが、柏木ユリが笑った。最初の冷めた感じの性格からは想像も出来なかった。これも合唱部の生徒と関わりを持ちながら少しずつ変わっていったのが分かる。先生が生徒に教えることもいっぱいあるけど、その反対、先生が生徒に教わることもある。そんな持ちつ持たれつな関係がちょっとうらやましくもなる。
15の自分に手紙に送るなら
15の自分に手紙を送るなら・・・。みんなはどう思うのだろうか?やっぱり後悔してることをそうならないためにさとしてあげる感じか。私の場合は小さい頃から色々な事に挑戦するべきだと教えてあげたい。若かりし頃にはほとんどこれと言ったものをやってこなかったからそれじゃ勿体ないから、少しでも興味があるならやってみろと言いたい。まあそれでも今が一番若いからやりたいことは少しでもやるようにしているつもりだが・・・笑
挿入歌劇中歌「アンジェラアキ/手紙」
名曲ですね(^^♪この映画の合唱部のコンクールの合唱で歌われる曲。エンディングロールでもアンジェラアキさんが歌う手紙が流れるがめちゃいい。なんか包容力があるようなすべてを包んでくれるような優しい曲。
「自分の声を信じて歩けばいいの」
「笑顔を見せて 今を生きていこう」
など心にグッとくる歌詞も素晴らしい。名曲を使っているから名作になった?そんなことない。名曲使ったうえで名作だったから素晴らしい映画になった。ただそれだけか。
本作品の名言集
名言ではないが、音楽室に貼られていた張り紙
「勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て」
柏木ユリ
「あなたはここで戦いなさい。逃げてたら誰も救えないし、誰も救ってくれない」
独断と偏見の評価
おすすめ度:
ストーリー:
キャラ・キャスト:
オーディオビジュアル:
特別枠( アンジェラアキ/手紙 ):
「くちびるに歌を」のキーワードとあらすじ
キーワード
音楽・ドラマ・青春・手紙・歌・合唱
あらすじ
長崎県・五島列島のとある島の中学校。合唱部顧問の松山ハルコは産休に入るため、代わって松山の中学時代の同級生、自称ニートの臨時教員・柏木ユリに、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それを知った校内では柏木の美貌目当てに合唱部に入部したいという男子生徒が続出し、桑原サトル・向井ケイスケ・三田村リクらが入部したが、もともと合唱部には女子しかおらず、以前から合唱部に所属していた仲村ナズナ・長谷川コトミ・辻エリなど、受け入れる側の女子生徒と軋轢が生じる。さらに、柏木は7月に諫早市で行われるNHK全国学校音楽コンクール長崎県大会出場にあたっても独断で男子との混声での出場を決め、合唱部の男女生徒間の対立は深まる。
その一方、柏木は課題曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」にちなみ、「誰にも見せる必要はないから、15年後の自分に向けて手紙を書け」と部員に宿題を出す。これを受けて一同がそれぞれに書く手紙、あるいは登場人物同士の会話を通じ、彼らがそれぞれに抱えている秘密と心の傷も明らかになっていく。その後、合唱部内でのある事件を経て、これまでやる気のなかった合唱部所属の男子生徒もコンクールに向けて真面目に練習に打ち込み始めるなど次第に部内のわだかまりが解消されていき、やがて長崎県大会の本番に挑むことになる。
監督や脚本、キャストなど
【監督】
三木孝浩
【脚本】
持地佑季子
登米裕一
【キャスト】
新垣結衣
木村文乃
桐谷健太
etc...
注目人物「新垣結衣」
美人女優。この作品ではちょっと冷めた人物設定で演技してて、演技上手いなって思いました。この他にもドラマやCMなど様々な場所で活躍されているようですね(^^♪ドラマ逃げ恥やチキンラーメンのCMなど印象に残ってる作品が多いですね。今後に期待。恋愛もののヒロイン役が観てみたい(^^♪
その他関連作品(Filmarks映画評価)
三木孝浩監督作品
「坂道のアポロン」評価3.6/5
「ソラニン」評価3.6/5
キャスト:新垣結衣出演作品
「コードブルー」評価3.8/5
「ミックス」評価3.5/5
キャスト:桐谷健太出演作品
「クローズZERO」評価3.5/5
「花火」評価3.4/5
最後に
いかがでしたか?
音楽というものは力がある。落ち込んでいる時に聞くと勇気をもらったり、悲しんでるときに聞くと元気になったり、励ましてくれるところが素晴らしいと思う。そんな音楽も合唱というたくさんの人が力を合わせて歌うのはさらに力を持っていると思った。すべてを包んでくれるような優しい歌声とハーモニー、合唱のすばらしさを体験できる映画でもあり、劇中歌となったアンジェラアキさんの手紙にもありがとうと言いたい(^^♪
以上、長くなりましたが長期戦お疲れ様です。最後までどもでした。
またの機会に、次回にお会いしましょう。それでは(^^♪
よかったら(^^♪↓↓