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東野圭吾:映画「手紙」の感想。心温まる感動ストーリー。

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どうも。時音優です('ω')ノ

最近涙することはありましたか?今回考察する作品は誰もが涙するであろう超がつくほどの感動作だと思います。最近泣いていない人はこれを観たら泣けるはず。涙する事で心身をリフレッシュできると思うのでおすすめ作品になります(^^♪

 

小田和正の「言葉にできない」が突き刺さるな作品。「 手紙 」の感想を書いていこうと思います。

復習もかねて早速、参りますッ!(ノ ゚Д゚)ノ

 

 

東野圭吾「手紙」の感想。心温まる感動ストーリー。

 

 

感想のまとめ

 

犯罪の罪の重みがひしひしと伝わってくる映画。世間の目から逃れようとするが、何処に行っても罪人の家族として扱われ不当な仕打を受ける所がちょっと切なく悲しくもなるがこれが現実。山田孝之演じる直貴がどれだけ苦労してきたかもちゃんと伝わってきて、気持ちに入り込める。

終盤の方では怒涛のお涙頂戴シーンがあるがこれには完敗。バスタオルが必要なんじゃないかってくらい泣ける(;´・ω・)挿入歌の効果もあって演出が素晴らしかった。3回以上は観てるけど、内容も覚えてるけど、冷めてるはずなのにやっぱり泣ける。泣きたい人は観るべき映画。

 

こんな人におすすめ

 

  • 泣きたい人
  • 優しくなりたい人
  • 兄弟愛、無償の愛・絆を感じたい人
  • ヒューマンドラマを観たい人

 

【ネタバレ注意】気になるシーンや演出、注目ポイントなど

 

 

沢尻エリカが若い

 

公開されたのが2006年頃。この時沢尻エリカは20歳前後。めちゃくちゃ若い。いろんなドラマや歌手活動もしていたのが懐かしい。とあるニュースで「別に」報道が起きるまでは名女優として頑張っていたはず。個人的にはニュースがあってもイメージはそんなに変ったわけでもなく、いまだに私の中では名女優として残ってる。2021年現在は何をしているのか不明だけど、また活躍するのを楽しみに待っている(^^♪

 

罪多き兄貴

 

一つの過ち。たった一回なのにそれを背負ってしまったがために周りに迷惑をかけて、世間から冷たい目で見られて、人生が狂い始める。直貴の兄・剛志が犯した罪は一生もの。家族の直貴にも迷惑がかかり、人生を狂わしていく。犯罪を起こすと言うことはこれだけ重みを背負うことになるのがこの映画からとても伝わってくる。

 

消極的な直貴と積極的な由美子

 

直貴は世間からなるべく距離を置き暮らしていたが、由美子という人物に会って少しずつ変わっていく。積極的な由美子は直貴に寄り添うように関わっていく。最後にはとても頼もしい身近な人物になるがそれがまたこの映画のストーリーに深みを出してくれる一つの要素でもあった。ほとんどの人から冷たい目をされて生きてきた直貴に、心の支えになってくれる人が一人でもいたことがちょっと安心感を覚えた。

 

世間の目

 

犯罪者の家族。犯罪を犯してないにも関わらず、世間からは冷たい目で見られる。ひどければ、いやがらせまでもやられることがある。犯罪者の家族というだけで不当な扱いを受けて煙たがられるのが観ててちょっと辛い。それだけ犯罪者という言葉がかなり重いことだという事が分かる。犯罪を犯そうとしてるときにこのことを思い出すとブレーキがかかり踏みとどまることが出来るかもしれない・・・そもそも犯罪を犯そうとする人なんていないか(;^ω^)

 

救いようのない直貴の現実

 

犯罪者の兄貴を持つ普通の一般人直貴。犯罪者の兄貴を持っていなかったら普通の暮らしが出来ていたのかもしれないが、犯罪者の兄貴をもってしまったがために暮らしていた場所や仕事場から追い出され何度も引っ越しや転職を続けていた。直貴には一つも非がないが救いようもなかった。それだけ犯罪の罪の重さは近くの人物へ感染するのが分かった。

 

由美子の愛情

 

直貴に恋する由美子。直貴に散々冷たい扱いをされていたけど、めげずに積極的に直貴に関わろうとしていく。最後にはかけがえのない人物になるが、由美子の優しさがとても伝わってくるシーンが結構あった。直貴に寄り添ったり、直貴の代わりに手紙を書いたり、直貴が犯罪者の家族であることも分かってるけど、差別をせずに深く関わろうしていくのが心優しきひとなんだと分かる。

 

会長とのやりとり

 

とある会社に勤めていた直貴に一人の人物が会いに来た。それはその会社の会長。その会長は由美子からもらった手紙を読んで心を打たれ直貴に会いに来たようだった。会長は直貴に犯罪者の家族として、どうあるべきか、どうしていくべきかをさとしてあげるために来たようで、直貴は辛い現実も受け止めながら、これからどうあるべきかを教えてもらっていた。

犯罪者の家族というレッテルを張られても、すべての人が冷たい目をするのかと言えばそうじゃなかった。会長や由美子のように味方になってくれる人もいる事が直貴の救いでもあったようだ。

 

キャスト陣の名演技

 

山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二など、キャストもかなり豪華になってると思うが、演技も良かった。演技がとても自然な感じがしてて、すんなりこの映画の世界に吸い込まれた。感動シーンを巡るところも違和感なく見れて心から泣ける作品になっていると思う。

個人的には山田孝之と沢尻エリカは好きなのでとても良かった。山田孝之演じる直貴の地味な感じの雰囲気が良かったし、沢尻エリカ演じる由美子は積極的でとても優しい女性であるのが伝わってきたし、悪いところがなかった。

 

終盤の挿入歌

 

まさかあのタイミングであの曲が流れるとは思ってなかった。名感動シーンにあのしんみりとする挿入歌は泣ける。普通の感動シーンに拍車がかかり心洗われる。名曲。そして、その歌詞も映画の内容にもあっていて、映像と音楽のリンクがベストマッチしてて、違和感なく誰もが感動するのではないかと思う。

 

何度見ても泣ける

 

この作品を観たのは3回以上。それで内容もほとんど覚えているけど、何故かやっぱり最後には泣ける。それだけ感動シーンがとても良い感じに仕上がっているからだろう。大体感動作は何回か見れば感動が薄れていくだろうけど、この作品はその感動シーンは薄れていく感じがしないような気がする。

個人的に兄弟愛がストライクゾーンに入ってるのかもしれないが、万人受けするような映画だと思う。感動したい人にはとてもおすすめ出来る映画になっている。

本作品の名言集

 

会長「ここから始めるんだよ。コツコツと少しずつ

この場所からキミと社会との繋がりを増やしていくんだ」

 

独断と偏見の評価

 

おすすめ度:

ストーリー:

キャラ・キャスト:

オーディオビジュアル:

特別枠( 兄弟愛 ):

 

「 手紙 」のキーワードとあらすじ

 

キーワード

 

刑務所・兄弟愛・無償の愛・恋愛・ヒューマンドラマ・感動作・絆

 

あらすじ

 

弟と2人暮らしの武島剛志は、弟の大学進学のための金欲しさに空き巣に入り思いがけず強盗殺人まで犯してしまう。高校生の武島直貴は、突然独りぼっちになり途方に暮れる。とにかく謝罪しようと直貴は被害者の家を訪れるが、遺族の姿を見かけただけで逃げ出してしまう。高校の卒業式の2日前の直貴の元に、獄中の兄から初めての手紙が届く。それから月に一度、手紙が届くようになる。

獄中の兄の平穏な日々とは裏腹に、進学、就職、音楽、恋愛、結婚と、直貴がもう少しで幸せをつかもうとするたびに、彼の前には「強盗殺人犯の弟」というレッテルが立ちはだかる。

それでも、理解してくれる由実子と結婚して一時期、幸せが訪れる。しかし、娘の実紀が仲間はずれにされ、正々堂々と生きて行く意味を考えてしまう。そして、獄中の兄に宛てて手紙を出すのだった。

 

 

監督や脚本、キャストなど

 

【監督】

生野慈朗

【脚本】

安倍照雄

清水友佳子

【キャスト】

山田孝之

玉山鉄二

沢尻エリカ

etc...

 

注目人物「山田孝之」

 

コメディからアクションから真面目な役まで幅ひろく活躍する山田孝之。最初に知ったのはドラマのウォーターボーイズ。そこから山田孝之色んな作品を観てきたけど、演技は上手いしカッコいいし、役に入り込んでいる感が半端ない。お気に入り俳優の中でトップクラスに入るくらいなおすすめ人物。まだまだ若いので今後に期待したい。

 

その他関連作品(Filmarks映画評価)

生野慈朗監督作品

 

「余命」評価3.2/5

 

「食べる女」評価3.4/5

 

キャスト:山田孝之出演作品

 

「50回目のファーストキス」評価3.8/5

 

「のぼうの城」評価3.4/5

 

キャスト:玉山鉄二出演作品

 

「カフーを待ちわびて」評価3.4/5

 

「星守る犬」評価3.5/5

 

最後に

 

いかがでしたか?

手紙の概要は伝わったでしょうか。最後の最後で怒涛の感動ごり押しが押し寄せてくる場面は一度観たら忘れないでしょう(; ・`д・´)何度見ても感動できる作品でもあります。さすが東野圭吾さん原作と言った感じでしょうか。まだ観てない人はこれを機会に観るべきです。みましょう('ω')ノきっと後悔はしないと思います(^^♪

 

 

以上、長くなりましたが長期戦お疲れ様でした。最後までありがとう。

またの機会に、次回にお会いしましょう(^^♪それでは。

 

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