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映画「アイアムアヒーロー」の感想。英雄の決意!俺が守ってやる!

2020年4月3日

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どうも。時音優です('ω')ノ

ゾンビ映画好きですか?のそのそ歩くゾンビがいたり、走るゾンビもいたり、ゾンビと言っても様々なゾンビがいますよね。今回紹介する作品は音に敏感なゾンビが出てくる作品です。

 

英雄の活躍が見逃せないハラハラドキドキするゾキュンな作品。「アイアムアヒーロー」の感想を書いていこうと思います。

復習もかねていざ、参りましょうッ!(ノ ゚Д゚)ノ

 

 

映画「アイアムアヒーロー」の感想

 

 

感想のまとめ

 

最初のパニック感から結構掴みが良かった。日常から非日常に変わる瞬間がこれから始まるパンデミックの予兆だったのがいい感じ表現されてると思う。ゾキュンのクオリティも高くて人間からゾキュンになる瞬間がなんとも気持ち悪かった。怖くはなかったけど気持ち悪さは結構一流でリアルだった。

 

主人公である英雄はさえない感じの人物像だったが、高校生に出会ってからの中盤からは少し頼もしくなっていた。富士のアウトレットモールについてからは、また情けない感じに戻ったが、終盤には大活躍する。英雄の人間性を観ていると結構楽しい。

 

最後には、ゾキュンを倒しまくる英雄はとてもカッコよかった。中ボス的なゾキュンとの戦いも少しヒヤっとしたが、やっつけたので一件落着。シガナイ30代漫画家の設定がタイトル通りヒーローになったところを観るといい感じにまとまっている。英雄イズ英雄(^^♪

 

 

 

【ネタバレ注意】気になるシーンや演出、注目ポイントなど

 

 

ゾキュンのクオリティ

 

最初に出てくるのは英雄の彼女の徹子。どういう感染ルートでゾキュンになったかは謎だが英雄は、徹子に襲われる。その時の徹子がめちゃくちゃ気持ち悪かった動きも人間の動きではなくて、蜘蛛みたいな動きで気持ち悪い。

 

他にもゾキュンになっていく人たちの映像がたくさんあるがどれも気持ち悪い。怖くはないけど気持ち悪さは一級品。キーワードになってくるのが走高跳のゾキュン。どうしてあのゾキュンがあそこにいたのか謎だが、あいつはやばかった。素早くて、脚力もあってなかなか死なない。ゾキュンのなかでは一番手ごわくて強いゾキュンだった。

 

序盤の掴み

 

徹子がゾキュンになって、英雄は事故で徹子を殺してしまい外に逃げ出すが、外でも徹子のようなゾキュンが増えていた。街中では色んな人がゾキュンから逃げ回っていて、そこのシーンからパニック映画の始まりが分かる。

 

パニック映画になる入り方も自然だったと思う。一気にゾンビ映画になって世界観に引き込まれた。感染源などは謎だが、爆発的に感染が広がっているのがすぐにわかりみてて自然だった。

 

ひろみちゃん覚醒!

 

英雄がゾキュンから逃げ回ってる時に出会う女子高生。この子もゾキュンに噛まれた事を自白する。のちにゾキュンになる映像があるが、なぜか他のゾキュンのような襲い掛かるようなゾキュンにはならなかった。半分人間半分ゾキュン。そんなゾキュンになって、どのゾキュンにも当てはまらない希少なゾキュンになった。

 

最後には生き残るがこのゾキュンはキーパーソンになっているのかもしれない。ひろみちゃんは死なずにこの映画が終わるが、今後のストーリーがちょっとだけ読める。ひろみちゃんはゾキュンにならずに半分人間になった状態だから、何かしらのゾキュンに対する免疫を持ってると推測できる。そこからワクチンも作る事も出来るだろうし、何かしらの役に立つのが分かる。

 

ひろみちゃんの今後がちょっと気になる部分でもある。

 

謎の深い森、樹海

 

英雄とひろみちゃんが森の中を歩くシーンがあるが、数日間はその森を歩いたと想定できる。英雄の髭がめちゃ伸びててお爺さんみたいになっていた。このことから、3日とか1週間ぐらいは森をさまよっていたのかもしれない。たぶん富士に向かっている内容だったから、樹海だったのかもしれないが、なぜ一度入ったらなかなか出ることの出来ない樹海に入ったのが謎だ。

 

何はともあれ生きて出ることが出来たので良かったと思うが、普通なら入ろうとは思わないだろう。食料も水もないまま入ったのだろうからとても危険な賭けになっていただろう。缶詰などが見つかってホント良かったなと思う。

 

アウトレットモールのロケ地

 

富士アウトッレットモールというでかでかと映像に写るが、実際には日本で撮影されたものではないらしい。ロケ地は韓国の封鎖されたアウトレットモールが舞台になっているよう。そこのアウトレットモールを使って舞台を作ったらしい。あまり気にしない部分だけど、閉鎖されたアウトレットモールなんてあったら行ってみたい気がする。

 

人気のないアウトレットモールなんて、結構ワクワクする。日本ではなかなかそういう場所はないだろうから少し気になる。ロケ地巡礼じゃないけど機会があれば行ってみても良いかもしれない。

 

走高跳のゾキュン

 

富士アウトレットモールにいる一人のゾキュン。ゾキュンは過去の自分の関連する思い出などに左右されて、個性がでるようだが、なぜか、富士アウトッレットモールに走高跳が得意そうなゾキュンが登場する。ゾキュンの映像はたまにあるが、その走高跳のゾキュンにはちょっと長い尺の映像が使われていた。のちに納得できるが、予想も出来た。

 

走高跳で高く飛べれば、地上7メートルのセーフティーゾーンにも入ることができる。案の定終盤あたりにそのゾキュンはセーフティーゾーンに入り込み、人間たちを駆逐する。ゾキュンになったら身体能力が増強するときもあるようだ。走高跳のゾキュンだけ特別なゾキュンだったのかもしれない。

 

英雄の回想シーン

 

アウトレットモールに着いた英雄は食料を取りに行くメンバーとして選ばれ食糧庫に向かうが、メンバーはゾキュンに襲われ、壊滅状態になる。英雄は助かったがロッカーの中に隠れる。そして、ロッカーから出ようとするが、ゾキュンに襲われるシーンを思い浮かべてしまってなかなか出れなかった。5回以上の妄想、回想シーンがあるがどれも、ゾキュンに襲われてしまうものだった。

 

このことから、英雄の性格が分かる。結構ネガティブ思考で、何度も妄想するがどれもゾキュンに襲われる。地味な性格にネガティブ思考なんてあまり褒められたものではないが、ここがいい味になっているのかもしれない。地味で冴えないけど活躍するそんな、設定が面白さを演出しているのかもしれない。

 

みんなやられて大ピンチ

 

富士アウトレットモールで結構な人間が暮らしていたが走高跳のゾキュンに襲われてほぼ全滅する。助かったのは数人だけ。その数人でアウトレットモールから逃げ出すために車のある地下に向かおうとするが、ゾキュンに囲まれる。そこでみんなが力を合わせて立ち向かうがまた一人また一人とやられていく。

 

最後に残ったのは、英雄とひろみちゃんともう一人ヤブという女性。このなかで英雄が活躍するが、犠牲は大きかった。なかなかこういう状況になれていない一般人は生き残るのは厳しいのが分かる。

 

ボス級ゾキュン

 

富士アウトレットモールのゾキュンの一人。走高跳のゾキュン。この映画の中でも特別扱いされているようなシーンもある。のちに地上7メートルの屋上に走高跳で入りこみ、人間たちを襲う。そして人間は壊滅状態になる。

 

そして、アウトレットモールから逃げ出そうと英雄たちは車の元に向かうがゾキュンに囲まれて危機に襲われる。だが、英雄の活躍により助かりそうになるが最後に走高跳のゾキュンが登場する。英雄はショットガンで対抗するが倒しきれなくて、ピンチになる。

 

さすがボス級のゾキュンと言ったところ。最後には倒せるがこのゾキュンと戦う時はハラハラドキドした。

 

英雄 is HERO

 

映画のタイトル通り、英雄はヒーローになる。タイトルにピッタリの内容で、最後の最後で大活躍する。これをみると終盤までは最後のゾキュンを駆逐するときのための布石なんじゃないかと思う。英雄の活躍は最後まで控えめに設定されていて最後にドカンと持ってくる。結構演出としてもいい流れなんじゃないかと思う。

 

英雄is英雄。名前がちょっと笑えるが、名前の力ってスゴイなと感じる。言霊というものがそんざいするのかも?(笑 なんて思ったりもする。最後には、富士アウトレットモールから逃げ出すが、ほかの日本がどうなっているのかが分からないまま終わってしまう。続きが気になるが、この映画では、間違いなく英雄は大活躍した。ヒーローだ(^^♪

 

「アイアムアヒーロー」のキーワードとあらすじ

 

キーワード

 

ゾキュン・猟銃・漫画家・英雄

 

あらすじ

 

漫画家志望の英雄がゾキュンたちを倒して活躍する。ヒーローもの映画。とある日から街中ではゾンビならぬゾキュンが感染拡大して日本中がパンデミックになっていた。その中で英雄は逃げ回りながら一人の女子高生と一緒に行動するようになる。そして、ゾキュンがあふれかえるショッピングモールに着いた英雄たち。そこにはゾキュンから逃げながら暮らす人たちがたくさんいた。その人たちと一緒に行動するようになる。その後の結末は・・・。

 

監督や脚本、キャストなど

 

【監督】

佐藤信介

【脚本】

野木亜紀子

【キャスト】

大泉洋

有村架純

長澤まさみ

片瀬那奈etc...

 

注目人物「大泉洋」

 

大泉洋のイメージは結構地味目なイメージが強いと思う。でもこの作品では、地味目な大泉洋が大活躍する映画なので、大泉洋のイメージが少し変わるかもしれない。ちょっと頼もしいものになった。それでも、地味目なイメージを払拭できたわけではないが新たなイメージがついたかもしれない。

 

別の映画作品【恋は雨上がりのように】でも主役級で出演しているがやはり地味目なイメージのキャラとして出ている。この映画で新たなイメージを獲得できたのかもしれないが、やはり地味目が似合うのだろう。今後の地味目なイメージから頼りがいのある人物として出演するのを待ち望みたい。

 

 

 

独断と偏見の評価

 

おすすめ度:

ストーリー:

キャラ・キャスト:

オーディオビジュアル:

特別枠( 英雄の活躍 ):

 

その他関連作品(yahoo!映画評価)

佐藤信介監督作品

 

「キングダム」評価3.9/5

「図書館戦争」評価3.7/5

 

キャスト:大泉洋出演作品

 

「恋は雨上がりのように」評価4.2/5

「バケモノの子」評価3.6/5

 

キャスト:有村架純出演作品

 

「ビリギャル」評価4/5

「僕だけがいない街」評価3.1/5

 

キャスト:長澤まさみ出演作品

「モテキ」評価3.6/5

「50回目のファーストキス」評価3.7/5

 

最後に

 

いかがでしたか?

一番の注目ポイントはやはり最後の方にゾキュンを次々と倒していく英雄の活躍ではないでしょうか。漫画家志望で成功していない地味な青年が大活躍しましたね(^^♪まだ見ていない人はぜひ見てみてください(`・ω・´)ゞ

 

 

以上、長くなりましたが長期戦お疲れ様です。最後までありがとうございました。

またの機会、次回にお会いしましょう(^^♪では。

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