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映画「恋は雨上がりのように」の個人的感想。片思いの恋の行方は・・・。

2020年2月29日

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どうも。時音優です('ω')ノ

突然ですが恋していますか?私自身久しく恋愛はしていませんが恋はたくさんしています。店先の店員さんにきゅんとしたりすれ違った人に可愛くてきゅんとしたり。恋することは若さを維持するために必要だと思いませんか。たくさん恋しましょう\(^o^)/

 

そんな恋愛や片思いの恋。ちょっと普通と違った恋の内容が今回紹介する映画になってます。周りから変に思われても自分が好きならそれでよい。そんな事を教えてくれるような映画作品です。

 

そんな映画作品。原作である眉月じゅんさんのラブストーリーの作品の映画「恋は雨上がりのように」のあらすじや感想を書いていこうと思います。復習もかねていざ、参らんッ!(ノ ゚Д゚)ノ【ネタバレ注意!】

 

 

映画「恋は雨上がりのように」の個人的感想。片思いの恋の行方は・・・。

 

 

感想のまとめ

 

 

小松菜奈役あきらの不愛想な表情が周りを困惑させたりもするが、笑う小松菜奈を見れるシーンは少ない。唯一あきらである小松菜奈が笑うシーンが店長と話してるとき。ここの表現も上手いと思う。普段は笑わない人が笑うのは貴重で、笑うのはホントに面白かったり、楽しかったりするとき。店長と話している時にあきらは笑っていたので、ホントに楽しかったのが分かる。

 

告白するのもあきらからなので、体育会系なあきらが映える。ストレートで曇りがない気持ちの伝え方がスッキリしていて見てて気持ちがいい。最後は結ばれることはないが良い関係で終わるので、気持ちよく見終えた。「友達としてメールしたいです。」そんな気持ちを抑えたあきらの一言が少し安心できてほっこりできた。終始、空手チョップのTシャツがイメージが強すぎて笑える。結構面白かった。

 

こんな人におすすめ

 

映画版

 

  • ハッピーエンドが好きな人←最後にはスッキリ終わる
  • 余韻を楽しみたい人←見た後に余韻が残る
  • 陸上部だった人←共感できるかも?
  • 夢を追おうか迷ってる人←後押ししてもらえるかもしれない

 

アニメ版

 

  • ラブコメ好きな人←ラブストーリーぽいけどラブコメっぽくもある
  • AIMER好きな人←AIMERがエンディングを担当
  • 作画にこだわりがない人←作画が特徴的で好き嫌いがわかれる

 

【ネタバレ注意】気になるシーンや演出、注目ポイントなど

 

オープニングの疾走感

 

オープニングで主役の橘あきらが走り抜けるシーンがある。陸上部のあきらだから走り抜けるシーンがあったのだろう。BGMも疾走感あふれる曲で、結構初めから引き込まれるワクワクなオープニングになっている。その走り出したオープニングだったが橘あきらの夢だったという演出だった。これから何が始まるのだろうというようなワクワク感があり序盤のはいりがとてもよかった(^^♪

 

空手チョップのTシャツ

 

洋服のセンスがないと思われたあきらだが、実はシーンによって、着る洋服を選んでいたことが分かるシーンがある。「空手チョップ」と書かれたTシャツを着ているあきらはなんとも笑える。なぜ「空手チョップ」のTシャツなのかは謎だが、予測を立ててみると面白い。

 

あきらは変わったものが好きなのだ。他人が絶対選ばないようなものが好き。ここの部分が店長が好きという事へつながっているという予測も立てることができる。年も離れていてバツイチでさえないような、誰も選ばないような人。あきらは変わり者好きじゃないかと思った。

 

店長のYシャツの臭いを嗅ぐあきら

 

店長の着替えたYシャツの臭いを嗅ぐあきら。あきらは変わり者好きそうに見えて実は自分も変わり者なんじゃないかと思った。人の洋服の臭いを嗅ぐなんてことは普通の人ならしないだろう。ばれないようにこっそりと。臭いを嗅ぐシーンで嗅いでる姿が店長にばれるのが面白い。動揺して強気になるあきらはとても見もの。

 

「何が臭いかは人それぞれだと思います!私は臭いとか思ってませんから」

 

動揺するが強気に出てて、気持ちも暴露するあきら。ここの部分はあきらの性癖が垣間見れるシーンです。笑えるシーンでもあるので注目したいところ。

 

あきらのストレートな告白

 

店長が好きな事を告白するあきら。告白したときに軽く受け流されたりもするがあきらはめげずにまた告白する。合計で3回ほど店長に告白している。店長が鈍感なのか、あきらが積極的すぎるか分からないが、なかなか成就しない恋愛物語。最後まで二人は結ばれることはないがいい位置で着地する。感動するまではないが最後には心温まり、ほっこり出来る終わり方だった。

 

このことからあきらの性格が読み取ることが出来る。基本は冷めていて、でも興味のあることにはとても情熱的で積極的。店長との恋愛でもかけ引きなど一切なく、あきらの方から一方的にごり押しと言った感じ。体育会系の鏡というような感じなあきらだと思った。

 

バイト先の先輩とのデート

 

あきらの弱み握ったバイト先の先輩とのデート。格好が「空手チョップ」の洋服を着て登場する。明らかに核心的で好きでもない人とデートするときはオシャレはしないと遠回りに言われてる様子が分かる。先輩とのデートが終わり、そのすぐ後に店長とのデートシーンがあるが店長とデートするときにはしっかりキめてきている。清楚な感じの格好でオシャレしてきてるのが分かる。

 

普通なら先輩はイケメンなので流される女性が多いと思うがあきらは違った。店長の事だけしか見えてないという感じ。

 

このシーンが、あきらは服のセンスがない訳ではなく、時と場合によって使い分けていることが分かる。バイト先の先輩とのデートはあからさまだったのが面白いシーンでもある。

 

不愛想なあきら

 

レストランでアルバイトを始めたあきら。客に料理を出すが客から表情について指摘されていた。店長からも睨んでると言われたあきら。あきらは普通にしているつもりでも表情が強張っていたのだろう。接客業において表情はやわらかくしないといけないのだがあきらは出来てなかった。職場の先輩からもなんでバイトしてるの?なんて言われていたりもしていた。

 

不愛想なのは生まれつきだからしょうがないのだろうと思う。それでも、あきらはバイトを続ける。店長と話している時はすこし緩やかな表情も見せていたが、あきらは基本不愛想なのが普通だと思う。それで、たまに笑う時があるのはギャップがあって心惹かれる。

 

アルバイトを実質クビになったあきら

 

後半のほうであきらは店長からアルバイトのシフトに入らなくていいと言われる。しかもずっと。これは実質クビということで間違いないと思う。クビになったあきらは陸上に熱中することになるがこうなれたのは店長の優しさだろう。

 

アルバイトに明け暮れてるあきらをみた店長が青春を謳歌してほしいというような気持を込めて、あきらをクビにしたのだろう。この映画をみた人も陸上に戻ったあきらをみて安心したという人もいるのではないかと思う。

 

店長の人柄

 

地味で不器用で情けなくて臭くてバツイチ。周りの人からみたらよい所なんてほとんどないけど、あきらからしたら魅力的に見えたのだろう。大泉洋が店長を演じているけど、イメージにめちゃくちゃピッタリなのかも。地味な感じや不器用な感じがオーラとしてでてるから、店長役にぴったり。

 

あきらからしたら店長はカッコよく見えてるのだろう一目惚れなのかもしれない。そうじゃなきゃなかなか好きになることはないだろう。最後の最後で店長が昇進するかもしれないという話が出ていたが、もしかしたら、あきらは店長がスゴイ人物だと見抜いたのかもしれない。あきらは人を見る目があったのかもしれない。最後のシーンの店長はなんとも頼もしく見えたので、店長の良い所もあるのかも?という思う気持ちもあった。

 

あきらの表情

 

いくつかのシーンにあきらが「睨んでる」や「怒ってる」など表情についていじられるシーンがある。これはキャストの小松菜奈のもともと持っている顔のせいなのか役作りでそういう表情なのか謎だが、人から勘違いされているのは間違いない。あきら本人からしたらちょっと悲しくなると思うがいじられるシーンをみたら、クスっと笑ってしまう。ちょっとしたシーンが笑いを生み少し楽しめる映画になっていると思う。

 

映画のタイトルの真意とは

 

「恋は雨上がりのように」とはどういう状況なのかを考えてみる。

 

雨上がりとは、晴れ晴れする・スッキリする・気分が明るくなるなど結構前向きなキーワードが想い浮かんでくる。この作品も悲しい結末はなく、すっきりとした終わり方をしているので「恋は雨上がりのように」のタイトルは終わり方を表現していると思った。

 

失恋すると普通は落ち込むが、この作品の終わり方は、落ち込むこともなく、友達として付き合っていくことになったので別れるわけでもなく、これから明るい未来が待っているかのような雰囲気がある。なので雨上がりのようにすっきりとした恋愛だったと考察できる。とてもタイトル通りの映画で、清々しく終わった作品だった。

 

アニメ版「恋は雨上がりのように」をちょっとだけ

 

個人的には映画の方が面白かった作品。ただ、アニメは人によっては最初の第一印象で観るか観ないかが決まる作品だと思う。恋は雨上がりのようにのアニメ版はとても作画が特徴的で、アニメアニメしている感じでなくよりリアルに近づけていてちょっとタッチが古めのような作画になってる。第一印象で決める人もいるからそこがネック。

 

内容は映画とアニメで同じシーンや同じセリフも多々見受けられた。映画の方が圧縮されていて重要なシーンだけをとっているようで濃い作品になっている。その濃いシーンも良い演出だったと思った。そして、ジャンルをいうのならラブストーリー。アニメの方は、ストーリーとはあまり関係のない内容も含まれていてちょっとだけストーリーの幅が広い感じ。そのシーンのなかにおもしろ要素が含まれていて、映画と違い、ラブストーリーじゃなくてどちらかというとラブストーリーよりのラブコメという感じか。

 

ラブコメならアニメ版、ラブストーリーなら映画版を選んでみると良いのではないかと思います。個人的には映画の方が好きだったため、アニメを見た後に映画をみるのをおすすめしたい。どちらか一本だけというなら映画をおすすめする。簡単な個人的評価はアニメを超えた実写化という感じ。

 

ただ、アニメ版のエンディング曲がAIMERさんの「Ref:rain」となっているため、AIMERが好きな人はアニメのストーリーを楽しみつつ、エンディングを楽しむのもアリかもしれない(^^♪Ref:rainは名曲だと思う。今でもたまに聞きます(*´▽`*)

 

本作品の名言集

 

店長より

「若さって言うのは時に乱暴で凶暴なものなんだ。それでも、その時に感じた感情というのはいずれ、かけがえのない財産になる。今は分からなくても。」

 

店長の同級生のちひろより

「未練じゃない執着だ。諦めずにあがいて、でも前に進もうとするなら、それは執着って言うんだ。そういう言い回しのほうがいいだろ?」

 

「恋は雨上がりのように」のキーワードとあらすじ

 

キーワード

 

レストラン・恋・陸上・店長・年の差恋愛・アルバイト

 

あらすじ

 

高校生のあきら。陸上部でトップの走りを見せる100m走選手。とあるときにアキレス腱断裂してしまい走れなくなる。そのあきらが陸上から手を引いてあらたに始めたのが、レストランのアルバイト。そのアルバイト先にいたのが店長。その店長にあきらは恋をしてしまい片思いの日々が始まる。店長に想いを伝えるあきら。年の差の壁があり店長は突き放すが・・・。

 

青春を謳歌しているあきら。陸上と恋。色々な葛藤があきらの中にかけめぐりいろいろと考え込むがどうするのか・・・。陸上を続けるのか、それとも店長との恋を頑張るのか。様々気持ちがあきらの中にあり、どうなっていくのか・・・そんな青春ストーリーが晃の中で紡がれる。陸上と恋はどうなっていくのか・・・。

 

感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。彼女はアルバイト先のファミレス『cafeレストラン ガーデン』の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せている。自他共に認める“冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。そんなある日、アルバイト中に起こったとある出来事をきっかけに、あきらの秘めたる恋心は大きく動き出していく。

出典:恋は雨上がりのように:ストーリーより

 

実写:監督や脚本、キャストなど

 

【監督】永井聡

【脚本】眉月じゅん

【キャスト】

・小松菜奈

・大泉洋

・吉田羊

・清野菜名

・山本舞香etc...

 

注目人物:小松菜奈

 

とても美人でスタイルもいい若々しい女優。1996年生まれ。様々な映画に出ていて主に恋愛系の映画に出演してるのが多いみたい。私がみた映画の「坂道のアポロン」でもヒロイン役をやっていてその映画も面白かった。まだまだ若いので今後に期待できる女優でもある。どちらかというと元気なイメージよりも少しおとなしめで一歩引いた感じの役の方が個人的には似合っているような気がする。

 

だが、この映画「恋は雨上がりのように」ではゴリゴリの元気な役を演じていて、これも悪くなかったので色々な役として活躍できる万能的な女優になるのかもしれない。元気な役にも清楚な役にもいける器用な役作りができる女優で色々活躍出来るのを楽しみに待て置きたい。注目しておいて損はない女優なのかもしれない。

 

独断と偏見の評価

 

おすすめ度:

ストーリー:

キャラ・キャスト:

オーディオビジュアル:

特別枠( 空手チョップ ):

 

その他関連作品(yahoo!映画評価)

永井聡監督作品

 

「帝一の國」評価4/5

 

「世界から猫が消えたなら」評価3.2/5

 

キャスト:小松菜奈出演作品

 

「坂道のアポロン」評価3.9/5

坂道のアポロンの感想はこちら

 

キャスト:大泉洋出演作品

 

「アイアムアヒーロー」評価3.4/5

アイアムアヒーローの感想はこちら

 

「WARRIOR-唄い続ける侍ロマン」

 

最後に

 

いかがでしたか?

映画「恋は雨上がりのように」のあらすじや感想でした。体育会系のあきらとさえない店長のキャラが相反してていい化学反応を起こしていました^^)感動するような映画ではないですが、最後にほっこりできる映画だと思います。見てない方はこれを機会にぜひ見てみてはいかがでしょうか。

 

 

以上、長くなりましたが長期戦お疲れ様です。最後までありがとうございました。

またの機会、次回にお会いしましょう(^^♪では。

映画・歌詞考察のタイトル一覧表はこちら

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