どうも。時音優です('ω')ノ
名探偵コナン映画コンプリートを目指して記事を書いてます。今回は「戦慄の楽譜」。音楽好きには観て欲しい映画となりました。テーマが音楽関係の話での事件となっているので、気になる方はぜひ。コナン映画を少しずつ更新して最後にはまとめ記事を書くのでよろしくお願いします(^^♪
劇中歌が名曲なエモい作品。「 名探偵コナン‐戦慄の楽譜‐ 」の感想を書いていこうと思います。
復習もかねてさあ、参りましょうぞッ!(`・ω・´)ゞ
名探偵コナン‐戦慄の楽譜‐の感想。誰もが知る名曲が流れる映画。
感想のまとめ
個人的にはそんなにつまらなくはなかったけど、平均的評価はそんなに高くない模様。たぶん盛り上がり部分がなかったのが原因ではないかと思う。映画特有のスケール感や演出が少なくて盛り上がりがなくて評価されなかったのかも?盛り上がりがない代わりに音楽という力を使ってエモさを出してるのが個人的には評価したい。名曲を聞いたときは癒された。そしてコナンの勘の鋭さも注目したいところ。暗号を瞬時に理解して実行に移すのが神がかっていた(^^♪
脚本家の古内一成さんはもうお亡くなりになっているのがちょっと残念。コナンの名作を残した脚本家なので名前を覚えておきたい。
こんな人におすすめ
- クラシックが好きな人
- コンサートが好きな人
- オペラが好きな人
- バイオリンが好きな人
- 歌が好きな人
【ネタバレ注意】気になるシーンや演出、注目ポイントなど
犯人がしゃべった
序盤、ホントに最初の部分、タイトルコールが始まる前のワンシーンで犯人がいきなり登場する。その時にしゃべっていた。コナン映画の全作を見たわけじゃないけど、知ってるコナン映画の中で犯人がうつることがあっても喋ることはなかった気がする。そんなワンシーンにちょっとびっくりした。声は後々分かる犯人の声ではなかったけど、ちょっと変わり映えしたワンシーンだった。
げんたの犠牲
少年探偵団のひとり。がっちりしたコナンの同級生、げんたが犯人が仕掛けるトラップの犠牲になる。とある人物の飲み物の中に入れられた毒にげんたが侵される。その後げんたは喋れない状況になってそのまま話が進むが後半部分でげんたが喋るかわりにリコーダーで返事をするというちょっとおかしなシーンがあるがこの設定も最初から考えられていたのか・・・。後々わかるリコーダーの重要さ。それがつながると関心できる(; ・`д・´)
リハーサル
音楽の力はスゴイ。なんの演出も無くても音楽を聞くだけで別の世界に連れていかれたかのような気分にさせられる。このコナン映画のテーマが音楽関係の事件となっているから、音楽との繋がりが大きい。所々音楽を挟まれているのでそのたびに癒される気がする。この映画の音楽はクラシックになっているからクラシック好きには結構刺さる作品ではないかと思う。リハーサルこの時は聞いたことのある人が多いであろう「アヴェマリア」を演奏していた。
犯人現る
犯人が所々あらわれる。トラックで追いかけたり、後ろから殴りにかかったり結構積極的な犯人(笑)隠れながら犯人の謎があるのが良いところだと思うけど、この映画はちょっと違った切り口だと思う。アグレッシブな犯人にちょっと笑ってしまう。トラックでとある人物追いかけてるときは笑ってしまった。トラックで家の塀や電柱にぶつかりながらも追いかけるシーンは犯人の必死さが伝わってくる(笑)
犯人が分かるコナン
コンサートホールで暗いはずなのにコナンは遠くに離れた犯人を見つけてしまう。とても分かりづらいはずなのに犯人と確信してるところがちょっと突っ込みたくもなるがこれもまた愛嬌。犯人の見つかり方がちょっとあっけなく感じるシーンでもあったがコナンと犯人が対峙してるところがあるがどちらも冷静。トラックで追っかけていた犯人とは思えないほどギャップを感じる(笑)
アガサ博士が発明した眼鏡ってもしかして暗視スコープ機能つきなのかな?・・・(スゴイ多機能眼鏡(笑)
アメイジンググレイス
かなり有名な曲。聞いたらこれかと納得させられる曲。この曲がこの映画に使われてるのは反則ではないかと思うくらい、この曲の影響は大きい。個人的にもこの音楽があるだけで評価が上がったくらい。クラシックを知らない人でも楽しめる曲。いろんな人がカバーして歌ってるのを見かける。日本語バージョンもあるくらい。アメイジンググレイスこの曲は反則(; ・`д・´)
コナンのサッカーの実力
中盤から終盤にかけてコナンがアガサ博士の発明したサッカーボールが出てくるベルトを使って、とても離れた所にサッカーボールを当てるというワンシーンがある。このシーンでコナンのシュートの命中率があらわになる。プロのサッカー選手でも難しいんじゃないかと思うくらいの狭い的にピンポイントで当ててみせる。コナンの有能さが認識できるシーンだった(; ・`д・´)
リコーダーの暗号
終盤、灰原がコナンに向けたリコーダーの音の暗号を送る。その暗号はただリコーダーで吹いただけ。普通の人はリコーダーがなってるくらいに思うんじゃないかと思うけど、コナンはそのリコーダーの音を瞬時に理解してこの音は暗号と勘づき行動に変える。このシーンでコナンの頭の良さを再認識できるシーンでもある。コナンはIQどのくらいあるのかが気になる・・・('ω')
盛り上がり
あらゆる映画の中でここのシーンは盛り上がってて面白いというような印象深いシーンがあると思う。それが面白要素に加わり評価に関わると思うが、この映画「戦慄の楽譜」はそんな盛り上がりが少なかった気がする。あまり酷評は書きたくないけど結構気になったからこうやって書いてる(;^ω^)
音楽は犯罪を超える
終盤、犯人がコナンに見つかり犯人とコナンが対峙するときがあるけど、犯人が負けを認め演奏が終わるまでを聞いていたいというが、コナン・警察がそれを受け入れる。音楽は誰にでも救いを与えるものだと、素晴らしいものだと間接的に言われているような感じだった。音楽にはすごいチカラが秘められているのが分かる気がする。
本作品の名言集
「音楽は人間から神への問いかけだ。祈るように歌え。」
「やだね。大きな罪を犯したのに、その償いもしないで死んじゃうなんて、そんなずるいことさせないよ。」
独断と偏見の評価
おすすめ度:
ストーリー:
キャラ・キャスト:
オーディオビジュアル:
特別枠( 音楽 ):
「名探偵コナン‐戦慄の楽譜‐」のキーワードとあらすじ
キーワード
クラシック・コンサート・オペラ・ピアノ・ピアニスト・バイオリン・バイオリニスト・歌手・フルート・パイプオルガン
あらすじ
高名な元ピアニストの堂本一揮によって創設された堂本音楽アカデミーの練習室が爆発し、アカデミーの1期生が2名死亡、ヴァイオリニストの河辺奏子が重傷を負った。現場からはフルートを構成する3つの部品の1つ、胴部管が発見された。
事件の翌週、蘭はオルガンに転向した堂本一揮の新しい音楽ホール、堂本音楽ホールでのこけら落としとリハーサルの見学に新一を誘うが、喧嘩になってしまう。蘭が新一と喧嘩したことを知った園子は、中学の時に特に長い喧嘩があったことを思い出し、それについて尋ねるが、蘭は帰路に聞こえてきた、なにかの曲が仲直りのきっかけになったこと以外忘れてしまっていた。
監督や脚本、キャストなど
【監督】
山本泰一朗
【脚本】
古内一成
【キャスト】
高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
etc...
注目人物「古内一成」
名探偵コナンの映画を数多く手掛けている人物。2021年5月現在、15作品ほど担当してる模様。その中でも評価が高い映画が結構あるので、名脚本家になるのではないでしょうか。2016年に肝臓癌でお亡くなりになっていますが、残した作品は名作が多いのも事実。そんな作品を残した古内一成さんに敬意も込めて注目人物としました(`・ω・´)ゞ生きてればもっと名作を残せたと思いますが少し残念です((+_+))名作残してくれてありがとう('◇')ゞ
その他関連作品(Filmarks映画評価)
山本泰一朗監督作品
「名探偵コナン‐集められた名探偵工藤新一VS怪盗キッド-」評価3.8/5
「名探偵コナン‐銀翼の奇術師‐」評価3.5/5
最後に
いかがでしたか?
この映画はビックスケールな演出は少なかったですが、音楽というエモさを感じることのできる映画作品でした。名曲が流れたときはやったなと思いました。たまにはこんな演出もアリなんじゃないかと思います。個人的にはコナンの勘の鋭さが一番印象に残った作品でした。キレキレの勘の鋭さでリコーダーの暗号に気づいたのは驚きです(笑
以上、長くなりましたが長期戦お疲れ様です。最後までありがとうございました。
またの機会、次回にお会いしましょう(^^♪では。
その他の考察記事はこちらからどうぞ(^^♪
●名探偵コナン映画まとめはこちら(準備中)