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映画「のぼうの城」の感想。この者、うつけかそれとも・・・。

2021年4月22日

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どうも。時音優です('ω')ノ

歴史好きですか?好きって方だったらもう観てる方いると思いますが今回は、史実をもとに作られた「のぼうの城」の考察感想をしていこうと思います(^^♪私は幼い頃から歴史が嫌いで毛嫌いして来ましたが、映画となると話は別ですね。おすすめです('ω')ノ内容はピンポイントで狭いですが成田長親の人間性やそのほかのキャストも豪華なので見ごたえがあります('◇')ゞ

 

そんな歴史が嫌いでも十二分に楽しめる史実な作品。「 のぼうの城 」の感想を書いていこうと思います。

復習もかねていざ、参りましょうッ!(ノ ゚Д゚)ノ

 

 

映画「のぼうの城」の感想。この者、うつけかそれとも・・・。

 

 

感想のまとめ

 

もう何回観てるか(;^ω^)結構見ました。歴史苦手で嫌いなんですけどこの作品はそれでも楽しめる。一番の推しは成田長親の人間性を観れるところ。所々これはうつけ?それとも策士?と疑問に思う所があって、どっちのパターンで見ても楽しめると思います。最後の方ではうつけではないような気もしますがホントはどっちなのか分かりません(;^ω^)

そんなひとによってとらえ方が変わって感想が変わってくるこの作品はおすすめしたい歴史の映画ですね(^^♪成田長親の人間性、そこを観るのがおすすめ('ω')ノ

 

こんな人におすすめ

 

  • 戦い系戦争系が好きな人
  • 歴史が好きな人
  • 榮倉奈々が好きな人
  • 史実系が好きな人

 

【ネタバレ注意】気になるシーンや演出、注目ポイントなど

 

 

成田長親という人物

 

最初に登場するときは百姓の人たちと一緒にいて和んでたから位の低い人かなと思ってたけどそうではなかった。ただ成田長親が好きで一緒にいるだけだった。分け隔てなく誰とも接することが出来る長親の才能なのかもしれない。こういうところから人の良さがにじみ出て慕われる人物になるのか。だからトップに立っても人望が厚く味方が多い。この映画のタイトル通り、のぼう(長親)あっての城だと思う。

 

昔の百姓の仕事

 

昔の人は仕事を楽しむことに長けていたのかもしれない。田植えするときもみんなで歌って楽しみながら田植えしてた。こんなやり方で仕事をするなら誰もが苦痛を感じないはず。嫌々やってるのではなくみんなで協力してみんなで楽しむ。そんな仕事のやり方は今の時代でもとても重要なやり方じゃないかと思った。こんな仕事のやり方があるなら誰もが憧れると思う(^^♪

 

長親、父からたわけ者呼ばわり

 

長親は父からたわけ者呼ばわりされていたけど、ホントにそうなのか。たぶんだけど、たわけ者ではなくて常識をあまり気にせずに自分の思うままに生きてる感じが気にくわなかったのではないだろうか。ひとつふたつネジが外れてる(笑)でもそういう人がやっぱり何かを成し遂げたり、起こしたりするのが昔からだと思う。長親もそれに該当する一人ではないかと思った(; ・`д・´)

 

長親の泣き場、百姓の一致団結

 

長親の父が亡くなってへこんでるときに皆の前で戦をすることをみんなの前で言う時に泣いてしまった長親。その泣く姿をみて百姓の皆の士気が上がって一致団結するが、この時の泣き声が個人的に計算なのか?と思いました。声だけ聞くとなんか笑ってるような泣き方でこれは図ったか?なんて思った。これがもし当たってたら長親は相当な切れ者じゃないかと思う(; ・`д・´)

 

水攻め

 

戦の戦い方にこんなものがあったのかとびっくりした(; ・`д・´)もうこれは地震が起きて津波が起きてるときと同じような感じだよね・・・。とても恐ろしい。その恐ろしい策略を耐え抜いた忍城はスゴイし、水攻めを破った長親もスゴイ。人の心を動かして、動かずにして勝つのがスゴイ。あの田楽踊りで自分を犠牲にして水攻めを破ったのはただただスゴイ(;^ω^)

 

長親の田楽踊り

 

水攻めをされた後、あたり一面は湖になり、忍城に残った人の士気が下がってたけど、敵陣の近くまで船でいきそこで田楽踊りを踊るというばかばかしいことをしていたけど、これが長親の奇策だった。敵をも味方をも味方につけたときのシーンはこの人何者?って感じになった。そして、最後は自分を犠牲にして撃たれて味方の士気をあげる。という自己犠牲までもやってのける(;^ω^)ただものではないよねと・・・笑

 

人のトップにふさわしい人物とは

 

どういう人物がトップになるのがふさわしいか・・・。ゴリゴリ先陣をきってのオレオレ系か、一緒に寄り添い一緒に頑張るワイワイ系か。たぶんおそらく大半の人は後者を選ぶのではないだろうか。まさに長親のような人物。人からの信頼もあり寄り添ってくれてやさしい。一緒にいたくなる人物。とてもフレンドリーで身近に感じるからトップにふさわしいと思った(^^♪そんな魅力あふれる映画作品だと思う。

 

敵をも味方にする長親の才能

 

最大の見せ場ともいえる、長親の水攻め後の田楽踊り。ここのシーンはとても楽しくて恐ろしくもある。長親の才能。敵である兵士を田楽踊りで和ませて一緒に踊りだすところまでやってのけた。敵が味方になった瞬間。この映画の一番の見どころじゃないかと思う。そして観てるこっちまで踊りたくなるようで魅了される。これが長親の一番の才能なのかもしれない。でくのぼうであるのぼうと呼ばれているけど、実際はそんなことないと思う。とてもキレキレな武将だと断言できる。

 

忍城の開城、最後の悪あがき

 

長束正家が出した開城の条件に反応して、噛みつく長親。正家の性格が誰もが癇に障るような人物だけに長親が噛みつくのもわかる気がする。最後には口だけで正家を押さえつける事が出来た長親。心の中でざまあみろと言ってる感じがちょっと面白くて安心する。

 

成田長親はでくのぼうなのか・・・

 

この作品を通して思うのが長親はホントに、でくのぼう、うつけ、たわけ者なのかと言うこと。結論は決してそんなこともなく良い意味で裏切られた。長親はとてもフレンドリーで分け隔てなく誰とも接するような優しい人物だと思った。そして、頭の回転も速く、でくのぼうどころか逆にスゴイじんぶつではないかと思う。この作品を観た人は成田長親を好きになるのではないかと思う(^^♪

 

本作品の名言集

 

成田長親

「武ある者が武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す」

「これが人の世か、ならばわしは嫌じゃ。わしだけは嫌じゃ。」

「坂東武者の槍の味、存分に味わわれよ。ひっひっひ・・・。」

 

独断と偏見の評価

 

おすすめ度:

ストーリー:

キャラ・キャスト:

オーディオビジュアル:

特別枠( 成田長親の人柄 ):

 

「 のぼうの城 」のキーワードとあらすじ

 

キーワード

 

戦・奇策・田楽踊り・百姓・成田長親・忍城・歴史・史実

 

あらすじ

 

周囲を湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。領主・成田氏一門の成田長親は、領民から「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれ、親しまれる人物であった。

天下統一目前の豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を攻略せんとしていた(小田原征伐)。豊臣側に抵抗するべく、北条氏政は関東各地の支城の城主に籠城に参加するよう通達した。支城の一つであった忍城主の氏長は、北条氏に従うように見せかけ、手勢の半数を引き連れて小田原籠城作戦に赴きつつも、裏では豊臣側への降伏を内通していた。

「武州・忍城を討ち、武功を立てよ」秀吉にそう命じられ、石田三成は大軍勢を率いて忍城に迫る。軍使として遣わされた長束正家は、成田氏が既に降伏を決めていることを知りながら、戦を仕掛けるためにあえて傲慢な振る舞いをし、まんまと策略にはまった総大将・長親は「戦」を選択した。当主・氏長より降伏を知らされていた重臣たちは、初め混乱するが覚悟を決め、かくして忍城籠城戦は幕を開けた。

出典:Wikipediaより

 

監督や脚本、キャストなど

 

【監督】

犬童一心

樋口真嗣

【脚本】

和田竜

【キャスト】

野村萬斎

榮倉奈々

成宮寛貴

山口智充

山田孝之

上地雄輔

etc...

 

注目人物「山田孝之」

 

ヒューマンドラマの「手紙」をはじめ、「クローズゼロ」のアクション、「勇者ヨシヒコ」のコメディ、「50回目のファーストキス」のラブストーリーなど様々なジャンルに出演し主演級にも出てる誰もが知る名俳優。これまでやったことがないものがないというほど様々な活躍を見せてくれる。個人的には山田孝之さんは個人的にはトップを争う好きな俳優。誰でもにおすすめしたい名俳優なので今後の活躍に期待(^^♪

 

 

 

その他関連作品(Filmarks映画評価)

犬童一心監督作品

 

「シン・ゴジラ」評価3.9/5

 

「ジョゼと虎と魚たち」評価3.7/5

 

キャスト:榮倉奈々出演作品

 

「糸」評価3.8/5

「糸」感想はこちら

 

「図書館戦争」評価3.5/5

 

キャスト:山田孝之出演作品

 

「手紙」評価3.7/5

「手紙」の」感想はこちら

 

「50回目のファーストキス」評価3.8/5

 

最後に

 

いかがでしたか?

この作品はそんなに有名になった映画でもなく結構マイナーな作品になると思いますが、個人的にはおすすめ出来る作品だと思います(^^♪何回も観てても飽きのこない魅力的な作品です。特に長親の田楽踊りの部分は見ものだと思います。まだ観てないよって方はこの機会にぜひ拝見してみてはどうでしょうか('ω')ノ

 

 

以上、長くなりましたが長期戦お疲れ様でした。最後までどうもありがとう。

またの機会、次回にお会いしましょう(^^♪ではまた。

 

よければ他の作品の感想もどうぞ(*´▽`*)

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