どうも。時音優です('ω')ノ
今回はアニメ映画「空の青さを知る人よ」の感想を書いていこうと思います。この作品は有名なことわざ「井の中の蛙」のメッセージ性が含まれてるなんとも心に響く感動作になります。初めて見た時は感動して泣きました。久々の感動作に出会えたなと僕の中では結構お気に入りの作品となりました(^^♪そんな感動作の気づいた点や率直な感想などを書いていこうと思います。
それではメッセージ性の高い感動できて心にグッとくる作品。「空の青さを知る人よ」の感想を書いていこうと思います。
復習もかねていざ、参らんッ!( `ー´)ノ
アニメ映画「空の青さを知る人よ」の感想
感想のまとめ
色々なシーンで心を揺さぶられたり、感情の複雑さが垣間見れたり終始楽しめる作品だった。終盤に行けば行くほど感動できるシーンの盛り上がりがあり、ティッシュなしでは見れない作品だと思う。
両親を亡くした二人の少女の大変さもなんとなく分かるし、夢を叶えたが現実とはかけ離れていて、求めてたものとは違う人生を歩んだり、結構リアルに物語が進んでいく。それで、リアリティもあるけど、ちょっと変わってる設定があり、過去の人物が現代にいること。そこの設定がまたいい。リアルだけどファンタジー。
最後にはほっこり出来て少し余韻が残る結構おすすめな映画だった。余すところなくエンディングロールまでしっかりと観て欲しい(^^♪
【ネタバレ注意】気になるシーンや演出、注目ポイントなど
気になる
監督が・・・。
この映画を観た後に調べたのですがどうやら、僕自身が結構好きだった作品の映画監督だったことに驚きました。長井龍雪監督。
やはり同じ監督だったらだいたいの物語の設定や雰囲気演出など、これまでに作った構成などと類似している部分も出てくると思うので、自分が好きな作品の作った監督の作品は一度観てみるのが良いのかもしれなせんね(^^♪
全部が当たりとまでは言いませんが自分にとって当たりになる確率が結構あがるのかもしれません。気に入った作品の監督の作品はチェックしましょう( *´艸`)
妹想いのあかね
高校生のあかねとまだ幼いあおい。幼い頃に両親を亡くした二人は、幼いながらも二人で暮らしていくことに。そして、姉であるあかねは学校へ通いながら育児や家事などを全てひとりでやってたことになる。自分を犠牲にしてまであおいの世話をしてきてたようなシーンもあり、心にグッとくるものがある。おにぎりの具のシーンやキッチンでのシーンなどあかねが母親代わりに世話をしていたところを観るとちょっと切なくもなり、心温まる。
時代設定:80年代と現代
私が幼い頃に聞いていた曲が流れていたのを覚えている。それはゴダイゴの「ガンダーラ」。調べてみるとガンダーラがリリースされたのが1987年の事らしい。このことから、この映画の時代設定は1970~1980年代の時代設定も少し入っているのだと思ってよいと思う。この作品の中で、過去の人物のしんのが、スマホの存在を知らなかったり、こち亀が終わっていることを知らなかったりと時代設定を分かりやすくしているところがある。
劇中では気付けなかったがエンドロールには挿入歌で「赤いスイートピー」というのもあった。ちなみにこの曲は1982年リリース。やはり80年代の設定みたいだ(^^♪
80年代のしんのと現代のしんを見比べてみると全然違う(;^ω^)
井の中の蛙
「井の中の蛙大海を知らず」狭い世界に閉じこもって広い世界があることを知らない。という意味だが結構マイナスなイメージのことわざですね。ですが続きがあって「井の中の蛙大海を知らずされど空の青さを知る」というのが続き。狭い世界にいるからこそその世界の深みなどをよく知っているというようなポジティブな意味合いのことわざになっています。
この映画のタイトルは「空の青さを知る人よ」とありますが、これはおそらく、しんのやあおいなどのミュージシャンに憧れていて狭い世界に憧れていて、しんのはミュージシャンになりました。ですが、現実は厳しく、思ったとおりのミュージシャンには慣れておらず故郷に帰ってきたときにあかねと一緒に暮らそうかなと弱音みたいなことを言っているので、ミュージシャンという狭い道に長らく浸かっていて、その世界の現実を知ったという感じが読み取れます。
空の青さを知った。
映画タイトルといい感じにマッチしてて、結構奥が深いです。しんのだけのストーリーではなく、あかねやあおいなどのストーリーももしかすると隠れていそうですね(^^♪また見たくなるような映画です(`・ω・´)ゞ
若いしんのはめっちゃアクティブ
高校生のしんの。やはり高校生はこうでなきゃみたいなお手本なのかもしれないです。怖いもの知らずで決断も早くアグレッシブ。色々な事に挑戦していく成長していく世代でもあるのでどんどん前へと進んでいくのが読み取れるようなしんののキャラでした。
大人になったしんのはどこかなんとなく、いろいろな事に飽きてて高校生時とは全然違うものになっていました。高校生のしんのも大人なしんのに対してあれこれ言っていたのでやはり大人になることは、寂しくなっていくんだろうというような気持を感じました。
「永遠に三歳児たれ!」
(ちょっと違うかもしれませんがホリエモンの多動力という本に書いてあったのを覚えています)
宣伝すみません(;^ω^)結構読みやすかったです。
みたいな言葉を忘れずに大人になりたいなと気付かせてくれるものでもありました(^^♪
あいみょん
挿入歌にあいみょんの「空の青さを知る人よ」という曲があります。終盤の盛り上がりで流れてきたときにはめちゃ泣けました。タイトルからしてこの映画のために書き下ろした曲ではないかと思います。この映画を観た後早速、あいみょんの「空の青さを知る人よ」をぽちりました( *´艸`)とても良い曲。
たしか、この曲が流れている時には青空の描写があったのでめちゃくちゃ良い演出になっています。映像の演出の凄さもそうですが、音楽の力が加わるとさらに演出が飛び抜けますね。
この青空の時のシーンになるための前の演出がよかったからか、一気に盛り上がりがあったので心がグッと掴まれました。楽しかった( *´艸`)
追記:「空の青さを知る人よ」劇中の中でしんのすけのデビュー曲として少しだけ歌われるところがありました。
「空の青さを知る人よ」は作詞作曲はあいみょんです(^^♪まさかの展開です ゚Д゚ノ)ノ
最後のあおいの気遣い
終盤も終盤ですが、あおいがあかねに対して気遣いを見せてくれます。あかねとしんのすけをくっつけるために二人きりにさせようとします(正確にはしんのすけ二人とあかねですが(笑))そして、その気遣いをしたあおいは泣いてしまってるのが、グッときます。
そのシーンが成長したあおいの一番印象に残るところじゃないかと思います。泣いてないなんて言っていたが泣いてるじゃん!!(笑 切ないけど嬉しい。そんな複雑な気持ちの中での葛藤があおいを成長させたのだと思います。
こういうシーンを観ると心をガッと掴まれた気分になりますね。この感じが良作になるための要素だと思いますが・・・(^^♪
最後しんのがいなくならなかったのは
過去のしんのすけがいなくなるものだと思いましたが最後までいなくならなかった。これはいい意味で裏切られました。あとのストーリーはご想像にお任せします!的なものでしょうか・・・笑 人それぞれの考えがあるのでより深みが増すのではないかと思います(^^♪
私なりの解釈では車にのっていた3人、あかねとしんのすけとしんの、しんのは後部座席に乗っていて、しんのすけとあかねが話で盛り上がっている間に気づいたらしんのがいなくなっていたというような自然消滅ではないかと考えました( *´艸`)
他の捉え方をするのであれば、仲良く3人で暮らしていきました!なんてこともあるのかもしれないですね( ゚Д゚)笑
これは人それぞれです(^^♪
追記:3度目の視聴でしんのがいなくなってるのが判明しました。あかねの些細な言葉を最後にいなくなっていました。ちゃんと完結してました(;^ω^)ちゃんと観れてなかったです。すみません(;^ω^)
まさかの声優
中盤あたりから出演する演歌歌手の団吉の声優があの松平健さんだったことに驚きました。やはり演歌歌手だったからですかね。貫禄も欲しいというのなら氷川きよしさんじゃダメですからね必然的に松平健さんになったのかも?笑
吉岡里帆さんや吉沢亮さんは驚きませんでしたが松平健さんにはさすがにびっくり。大物ですよね(笑
なぜこの映画に出たのかが謎ですが・・・調べるまで気づきませんでした。うん、ただそれだけです笑(本音→文字数稼ぎ(笑)
エンドロールにも物語が・・・。
詳しくは言いたくないので言いませんが、もしこの映画を観る気になっているのであれば、エンドロールもしっかり観てくださいと言いたいです。余韻が残るためのモノでもあると思うので、おすすめです('ω')ノ
ビデオオンデマンドではエンドロールが流れない場合もあるかもしれないのでレンタルで借りてみるのがいいかもしれないです。もしビデオオンデマンド契約しているのであれば一度観てみてエンドロールが流れなかったら、レンタルで借りた方がいいかもしれないですね。この作品はエンドロールも重要な役割もしてると思うので観てください。余韻を楽しみましょう(^^♪
ハッピーエンドかそれともバットエンドか・・・それは観てからのお楽しみです。
独断と偏見の評価
おすすめ度:
ストーリー:
キャラ・キャスト:
オーディオビジュアル:
特別枠(名言):
「空の青さを知る人よ」のキーワードとあらすじ
キーワード
青春・ファンタジー・音楽・バンド・幽霊・井の中の蛙・名言・青空・あいみょんetc...
あらすじ
幼い頃に両親を亡くした二人の少女。その少女とその周りを取り巻く人たちで進んでいく青春ドラマ。そして、ミュージシャンになるために夢見る少女がとある場所で、現実ではありえない知り合いの過去の人物(呪縛霊?生霊?)に出会う。
その人と交流しながら、少女が現代の幼なじみの二人をくっつけようとしたり、バックバンドに参加することになったり、いろいろなことが起きていく。青春ドラマ。
この映画のタイトル「空の青さを知る人よ」の元ネタになったのは、「井の中の蛙大海を知らずされど空の青さを知る」で最後の方にはタイトルにマッチしたシーンなども展開されていき、感動できる作品になっている。
監督や脚本、キャストなど
【監督】
長井龍雪
【脚本】
岡田磨里
【キャスト】
吉沢亮・吉岡里帆・松平健etc...
注目人物「長井龍雪」
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」と「心が叫びたがってるんだ」が結構話題になっていましたね(^^♪ボクの印象ではあの花よりもここさけの方がしっくり来たのを覚えてます。
とくにここさけは最後の方にミュージカルが入っているのでその部分も評価に値するところでもありました。
そして今回の「空の青さを知る人よ」では、何か始めたりマンネリな日常を変えたいと思っている人にはズバッとくる作品ではないでしょうか。今後もこんな名作を生み出してくれる長井龍雪さんの今後にも期待したいですね(^^♪
その他関連作品(filmarks映画評価)
長井龍雪監督・脚本岡田磨里作品
「心が叫びたがってるんだ」評価3.5/5
「劇場版あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」評価3.5/5
脚本:岡田磨里作品
「さよならの朝に約束の花をかざろう」評価3.8/5
キャスト:吉沢亮出演作品
「キングダム」評価3.8/5
キャスト:吉岡里帆出演作品
「名探偵コナン‐から紅の恋歌‐」評価3.6/5
最後に
いかがでしたか?
少しは観たくなってきましたか?感動ものを探してるという人はこの作品はアリだと思います('ω')ノ僕自身も感動して泣いてしまいましたが、この作品は心にとどめておこうと思ってます。
人におすすめするアニメ映画に入る良作と思うのでまだ見ていない方はぜひ観てみてください( *´艸`)きっとグッときて泣くと思います(笑
ただ論理的に見るのではなく、ありのままを受け入れる感じで身構えず没頭することでより映画の良さが伝わってくると思います。論理的に観るのは2回目以降にしましょう(^^♪
以上、長くなりましたが長期戦お疲れ様です。最後までありがとうございました。
またの機会、次回にお会いしましょう(^^♪では。