どうも。時音優です('ω')ノ
アニメ映画ハーモニーをご存知でしょうか?伊藤計劃というプロジェクトの中の一つの作品で、第30回日本SF大賞を受賞している作品です。個人的にはハマらなかったのですが、今回歌詞考察するハーモニーの主題歌「Ghost of a smile」は名曲中の名曲だと思います。EGOISTの儚げな声質とマッチしてて音楽にどっぷり浸りたいには聞いておきたい一曲です。
前置きはこれくらいにして颯早速本題の歌詞考察、歌詞の意味をかみ砕いていこうと思います(^^♪
いざ、出陣!!!( `ー´)ノ
Ghost of a smile歌詞の意味を考察。泣ける名曲。アニメ映画「ハーモニー」主題歌。
Ghost of a smile歌詞考察の始まり
まず最初、
見てよ空を 今日は
こんなにも晴れているよ だから
散歩でもしにいかない?
作詞:ryo(supercell)
ここからわかることは登場人物が二人以上という事。友達?恋人?家族?ここから得られる情報は少なすぎてピンとこないですね。ただ誘ってるという事だけ。でも後に続く歌詞でいっきに意味ありげになります。これはたぶん倒置法というやつではないでしょうか?
仲直りがしたいんだ 僕は
作詞:ryo(supercell)
重要な部分「仲直りがしたい」という歌詞が後から出て来ることでいっきにストーリーが出て来るのがいい感じ。散歩に誘う前にケンカか何かをしていたのが分かりますね。
仲直りがしたいが最初に来るとひねりもなくストーリー展開が普通になるので、順番を変えることでストーリー展開がいい感じで進みます。ここは作詞を担当したryo(supercell)さんのセンスを感じます。
仲直りがしたい。そんな状況になっていますがその続き、
君にそう言ったんだよ なのに
君は知らんぷりをしてる
見たことないような顔で
そんなに怒らせたなら謝るよ
作詞:ryo(supercell)
これはこれまでの歌詞展開からしたらいわゆるシカトというやつですね。よほど怒らせたのでしょう。誰もが一度は経験したことのある状況ではないでしょうか。でもこの歌詞、また倒置法?が使われているような気がします。続きの歌詞を把握することでまたストーリー展開が進みます。というかまさかのストーリー展開になってます。
では続き、
ところでさっきからどうして
君はずっと泣いてるの?
作詞:ryo(supercell)
怒らせていたのに何故か泣いているようです???情緒不安定なのでしょうか ゚Д゚)笑 いやこれは、倒置法に入る前の準備段階のようです。続きの歌詞をみてみましょう。
続き、
まるで僕がいないみたいにさ
君はまたそやって意地悪するよ
重ねた手を握りしめて
君は けど僕には気づかないよ
作詞:ryo(supercell)
???ここの歌詞が倒置法?の後の部分です。注目したいのは「重ねた手を握りしめて」と「僕には気づかないよ」という部分、その喧嘩している相手の手を握っているにも関わらず、君は気づいてない。これは、シカトされていると認識に疑問が出てきます。もはや透明人間、幽霊のよう・・・幽霊?Ghost?見えてない・・・気づいてない・・・( ゚Д゚)これはまさか・・・・・・・(;^ω^)
勘の良い人は気づいてるかもしれません。おそらくこの歌詞に登場する私に当たる部分の人物はもうこの世にいない状況になってるのではないでしょうか。そうすると、前の歌詞にあった「どうして君はずっと泣いているの?」という部分にもつながりが出てきます。自分が死んだのに気づいておらず君に話しかけている状態。君は私が死んでいるのを知っていて悲しみで泣いている。
私がGhostという設定かもしれない。ここでこの曲のタイトル「Ghost of a smile」の意味が気になってきました。ちょっと寄り道して曲名の意味を調べてみます('ω')ノ
曲名の意味
Google翻訳→笑顔の幽霊
goo辞書「a Ghost of a smile」→かすかな笑み
英辞朗→かすかな微笑み
となります。この曲名がどう繋がっていくのかが気になりますね。
歌詞考察に戻って先へ進みましょう(=゚ω゚)ノ
続き、
あのさ 僕は
君に伝えなくちゃ
少しくらいの間違いは
生きてればそりゃあるだろう
そんなに気にしなくていい
僕が側にずっといてあげる
作詞:ryo(supercell)
君が泣いてるのをみて私である人物が君であるあなたを励ましているのでしょうか?自分がいないのに気づいていないまま、励ましているのか?それとももう自分の存在に気づいているのか?そこは分からないですが励ましてるのには違いないですね('ω')ちょっと独りよがりな気もしますが( ゚Д゚)笑
続き、
だけど 気が済まないなら
ほっぺをつねってやるよ
それでおあいこにしたら もう行くよ
君に言わなくちゃ 少し照れるけど
君を愛してるよ
作詞:ryo(supercell)
ここの歌詞から徐々に盛り上がりを感じます。ほっぺをつねる。前の歌詞で出てきた、意地悪に対してのことでしょうか・・・それでおあいこになる。そうしたら、もう行くよ・・・「もう行くよ」???先ほど疑問に思っていた死んでる自分に気づいてるのか気づいてないのかの疑問がここで解消される気がします。たぶん自分の存在に感づいているようです。
そして、最後の言葉、「君を愛してるよ」ここで一番最初の友達なのか恋人なのか問題が解決できそうです。たぶん歌詞の流れから恋人であることが分かります。私、君が女性なのか男性なのかはどちらで捉えても良いようなかんじですね('ω')ノ
ここでいったんストーリーの整理をします(`・ω・´)ゞ
大雑把ストーリー展開
散歩に恋人を誘ってる→でも無視されてる→無視されて君が何故か泣いてる→泣いてる君の手を握る→それでも君は私の事に気づかない無視→励ます→伝えたいことがある自分の存在に気づく→意地悪の仕返ししておあいこ→愛してる→もう行くよ・・・。
以上のような展開でしょうか?そしてここから一番盛り上がりのある部分へと繋がります。
続き、
そして僕がいなくなっても
君はきっと一人で生きてゆけよ
涙拭いて 顔を上げて
いつか幸せになれると願おう
作詞:ryo(supercell)
私という登場人物、めちゃ優しさ溢れていますね。自分がいないことはそっちのけで君の事を想ってる。
「辛いこともあると思うけど大丈夫。君なら一人でも大丈夫。悲しいことがあってもめげずに顔を上げて頑張って。幸せになることを願ってるから。じゃあね」と笑ってくれてるのが目に浮かびます。
これは曲名に当たる「かすかな微笑みや笑ってる私」にあてはまってくるのではないでしょうか('ω')ノ
もうこれだけで泣けてきます(´;ω;`)
次の歌詞はもう君の事だけを想って歌ってくれてます。続き、
僕の分まで笑わなくていい
だから僕の分まで泣かなくていい
時はやがて君を癒し
今を過去のものにしてくれるよ
ここの部分はちょっと意味ありげな歌詞ですね、
「僕の分まで笑わなくていい、だから僕の分まで泣かなくていい」
僕の分まで楽しいことをしなくていい。ちょっとネガティブですが、ここの歌詞には深い意味を感じます。それは、僕の事を気にしなくていい、要するに僕の事を忘れてくれと言ってるように感じました。そして歌詞の続きで、「今を過去のものにしてくれるよ」と言ってます。これはいずれ私の事が思い出になるから深く思い込むことはないと言ってくれてるのではないでしょうか?優しさ溢れる歌詞ですね(´;ω;`)
そして、最後、
今日はこんなに晴れてるから
君がもしよければ散歩でもしにいこう
君に会いたい 心から思う
一つ前の歌詞は君の事を想ってくれて歌っていましたが、最後は私の事を歌ってます。ここから捉える事が出来るのは、さっき自分のことを忘れてくれと言っていましたが、やっぱり正直なことをいうと「君といたい」と言ってるのが伝わってきます。それだけ深く君を愛していたという気持ちが伝わってきます。
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本家Ghost of a smile
Ghost of a smileバイオリンver
まとめ
めちゃくちゃいい曲いい歌詞、これは殿堂入りするような名曲中の名曲なのではないでしょうか?主題歌になった「ハーモ二―」のアニメ映画は個人的にはハマりませんでしたが、この曲を聞いてから、映画を見るとまた違った視線で観ることが出来るかもしれませんね(^^♪
以上、EGOISTのGhost of a smileの歌詞の意味を考察してみました。結構長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございましたm(_ _ )m
それでは、またの機会、次回にお会いしましょう('ω')ノではでは('◇')ゞ