どうも。管理人の時音優です('ω')ノ
今回の記事は私の大好きなAIMERさんのお気に入り曲でもある「蝶々結び」の歌詞考察をしようと思い立ち上がりました。
一見、蝶々結びのやり方を歌ってるようなシンプルな曲のようですが、最後の方の歌詞の意味を考察すると前半部分にも意味があるのではないかと思しました(^^♪
シンプルだけども奥が深そうな蝶々結びの歌詞の意味を考察していきます。この蝶々結びの歌詞は結構独特で最後に分かりやすい意味が込められていると思うので最初に最後の歌詞の意味を解釈してから全体を紐解いていこうと思います('◇')ゞそれでは早速 `ー´)ノ
AIMERの「蝶々結び」の歌詞の意味を勝手に紐づけてみた。
最後のフレーズ、
この蒼くて広い世界に 無数に 散らばった中から
別々に二人選んだ糸を お互いたぐり寄せ合ったんだ
結ばれたんじゃなく結んだんだ 二人で「せーの」で引っ張ったんだ
大きくも 小さくも なりすぎないように 力を込めたんだ
作詞:野田洋次郎
最後の歌詞はストレートに歌詞が伝わってくるので分かりやすいのではないかと思います。広い世界に登場人物が二人。たくさんの人がいる中から結ばれた赤い糸をたぐり寄せ合いながら最後には結ばれる。
ここで歌詞の意味を間違えないようにすると、結ばれた二人は「結ばれた」というような運命的な出会いだったのではなく、自分たち二人がお互いに自力で引き寄せ合って結ばれたという歌詞になってます。
自分の力で相手を探し出し、自分の力で結ばれた。なんともふわふわした感じではなく、力強い歌詞の意味が伝わってくる気がします(`・ω・´)ゞ
最後の歌詞の意味はなんとなく分かりました。この解釈を元に前半から中盤部分の歌詞の意味を私なりに紐解いていこうと思います(^^♪
最初のフレーズ、
片っぽで丸を作って しっかり持ってて
もう片っぽでその後ろを ぐるっと回って
作詞:野田洋次郎
前述で述べたように糸をたぐり寄せ合っていく登場人物二人の距離感を表してるような表現だったのでここから推測していくと、ここの歌詞の部分ではまだ登場人物が二人だという事は分からないので、一人でもがいている様子を表しているのではないかと思いました。出会いを求めていろいろやってる状況ですね。
現実的な話をすると友達に誰かを紹介してもらったり、マッチングアプリをダウンロードしてみたりそんな感じでしょうか。出会いを求めて動いてる状況だと解釈しました。
そして次、
間にできたポッケに入って 出て来るの待ってて
出てきたところを迎えにきて 「せーの」で引っぱって
作詞:野田洋次郎
ここの部分は「せーの」がキーワードになっているのではないかと思います。最初のフレーズでは一人称で一人でしたがここで二人称になってます。もうここで二人が運命の糸を見つけた状態になってて、お互いに引き寄せ合ってる状況なっていると思います。
こう考えてみれば、ただの蝶々結びのやり方ではなく恋愛ソングになってますね。ものは捉えようですね(^^♪面白くなってきた(*´▽`*)
次、
はじめはなんとも 情けない形だとしても
同じだけ力をこめて
作詞:野田洋次郎
「はじめは情けない形」どういうことでしょうか・・・。蝶々結びをした時に羽の部分や先っぽの部分のバランスが良くない事がありますね。不格好。
これを恋愛的に解釈するなら、二人がデートしたり連絡をとりあったりしてるときに、かけ引きが起きて惹かれあったり、幻滅したりすることがあるかと思います。そういう状況を表しているのではないでしょうか。
そして、その行き違いなどが起きないように、次の歌詞が意味合いを持ってきます。
「同じだけ力を込めて」
これはかけ引きのバランスが大事だということを言ってるのではないでしょうか。あまりにがっつりアピールしたりすると、ちょっと引いたり、距離を置きたくなってくると思います。そういう状況が起きないようにお互いに程よく距離を保つ。そんなことを言ってるのではないかと解釈しました。
次、
羽は大きく 結び目は固く
なるようにきつく 結んでいてほしいの
夢はここに 想い出は遠くに
置いておいてほしいの ほしいの
作詞:野田洋次郎
そして次の部分、「羽は大きく結び目は固く」。
羽の大きさを表すのは何でしょうか。形。恋愛の形?難しい・・・。二人の距離感や仲の良さでしょうか?それで「結び目は固く」の部分はほどけないように固く結ぶという事だと思うので、別れないようにするということでしょう。
そして続きの部分、
「夢はここに想い出は遠くに」
想い出は過去。夢は未来。と解釈すると分かりやすいですね。未来は近くにおいて過去は遠くに、過去よりもこれから先を大事にしていこうというような意味が読み取れると思います。そう私は解釈しました。
そして次、
片っぽで引っ張っちゃえば ほどけちゃうけど
作ったもの壊すのは 遥かに 簡単だけど
作詞:野田洋次郎
ここの部分はちょっと恋愛的に解釈すると寂しい部分ではありますが、二人のどちらかが距離を置こうとすれば、これまでの幸せが一気に不安や悲しみになりますね。良い関係を作るには時間がかかるけど、別れるのはすぐにできて、簡単に壊れてしまう。
分かりやすい歌詞です(^^♪
次、
だけどほどく時も そう、ちゃんと同じようにね
分かってるよ でもできたらね 「せーの」で引っ張って
作詞:野田洋次郎
そして次の部分「だけど」という表現は何かを念押ししてるような気がします。ひとつ前の歌詞から、「片っぽで引っ張っちゃえばほどけちゃうけど」というのがありますがこれを「だけど」にすると、一人で距離を置くことはできるけれど、もし距離を置くのならできれば二人が納得できる形で距離を置こう。そんな感じでしょうか。
それを分かりやすく「せーの」という表現が出てきました。
次、
ほどけやしないように と願って力込めては
広げすぎた羽に 戸惑う
作詞:野田洋次郎
ほどけないようにというのはおそらく別れないようにという意味ででしょう。そして、
「広げすぎた羽に戸惑う」
ここの部分、先ほど解釈した羽の大きさ、距離感や仲の良さという意味合いを付けました。ということは広げすぎた、距離感が近くなりすぎた、上手くいきすぎで逆に疑いの念がでてきた。そんなこともあると思います。そういう意味合いがあるのではないでしょうか。
次、
羽は大きく 結び目は固く
なるようにきつく 結んでいてほしいの
夢はここに 想い出は遠くに
気付けばそこにあるくらいがいい
作詞:野田洋次郎
ここは繰り返し。
次、
黙って引っ張ったりしないでよ 不格好な蝶にしないでよ
結んだつもりがほどいたり 緩めたつもりが絞めていたり
作詞:野田洋次郎
簡単に言うと行き違い。黙って引っ張るとは思いこみの事ではないでしょうか。恋愛をするうえで、悪く考えたり、楽しい妄想もすることと思います。そういうことをすると二人のなかに行き違いが起き、別れの原因になったりすることもあるので、良くないよという感じが伝わってきます。
ちゃんと相談や本音を分かち合える仲になろう。そんなことを言われてる気がします(`・ω・´)ゞ
そして最後、
この蒼くて広い世界に 無数に 散らばった中から
別々に二人選んだ糸を お互いたぐり寄せ合ったんだ
結ばれたんじゃなく結んだんだ 二人で「せーの」で引っ張ったんだ
大きくも 小さくも なりすぎないように 力を込めたんだ
作詞:野田洋次郎
ここは最初に解釈した通りではないでしょうか、
繰り返しになりますが、
広い世界に登場人物が二人。たくさんの人がいる中から結ばれた赤い糸をたぐり寄せ合いながら最後には結ばれる。結ばれた二人は「結ばれた」というような運命的な出会いだったのではなく、自分たち二人がお互いに自力で引き寄せ合って結ばれたという歌詞になってます。
自分の力で相手を探し出し、自分の力で結ばれた。なんともふわふわした感じではなく、力強い歌詞の意味が伝わってくる気がします。
「大きくも小さくもなりすぎないように」バランス程よい関係。恋愛観を訴えられてる気がしました。以上。AIMERさんの「蝶々結び」の歌詞考察でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?蝶々結びのやり方の歌詞なのに意味合いを掴もうとすると、とても意味深な歌詞になったと思います。捉え方は人それぞれですが私は以上のような解釈になりました。
作詞をした野田洋次郎が何を伝えたかったのかは分かりませんが、きっとただの蝶々結びのやり方ではなく裏ではちゃんと意味合いを込めて作詞したのではないかと思います(^^♪
もともとこの「蝶々結び」は好きでしたがさらに好きになりました。この記事を読んでくれたあなた様もさらに好きになってくれたら嬉しいです(^^♪
以上、「蝶々結び」の歌詞考察でした。それではまたの機会、次回にお会いしましょう( `ー´)ノ