どうも。時音優です('ω')ノ
ブラウン管TVから始まり、液晶テレビ、有機ELTVなど技術の進歩は著しいですよね。テレビなんてそんなに頻繁に買い替えるわけではないから、次に買い替える時には全く知らない技術が採用されてて困惑しませんか?これはなんだ?みたいな・・・(;^ω^)
そんな方へこの記事を書きます。結構、知ってる用語もあるかもしれないですが、復習がてら読んでもらえると良いかと思います(^^♪
この記事では、
の5つの用語とテレビの選び方を解説をしたいと思います。
他にも色々な用語や性能も合ったりしますが、各メーカーごとに違う用語や性能なモノなので、説明を省きます。今回解説する用語は全メーカー共通の用語なのでこれだけ覚えておくとなんとなくは理解できるのではないかと思います。
それでは解説始めます('ω')ノ
テレビ関連の用語をちょこっと解説
有機ELとは
有機ELって何?
正式名称は「有機エレクトロ・ルミネッセンス」。なので頭文字をとって略されたのが「有機EL」。
有機ELの特徴はバックライトなしで発光することが出来るので、薄く作ることができる。そして、画面が湾曲しても画像がゆがまないため、スマホのGALAXYedgeのようなものも作ることができる。
有機EL自体の技術は10年ほど前からあったものなので、最新技術ではなく、スマホが登場してから大いに活用されるようになりました。今では大画面の有機ELテレビも各メーカーから販売されているので有名になりました。
液晶テレビとの違い
薄さと部品の数に違いがある。液晶テレビは薄さが5㎝~7㎝のに対し、有機ELは5㎜で作ることが可能になっているそう。
部品の数は液晶テレビが、カラーフィルターとバックライトに対し、有機ELはカラーフィルターのみ。有機ELは、バックライトがなくても自発的に発光することが出来るので部品が少ない。部品が少ない分重さも軽くなる。
液晶と有機EL、どっちがいいの?
投げやりですが結論は自分が好きな方を買おう!
無難にいくなら液晶テレビですね。
価格は有機ELの方が高く設定されていますが、黒の表現などが液晶より優れていたりするので性能をよく比較して実際に見て使って判断するべきだと思います。
2K・4K・8Kとは
2K・4K・8Kのそれぞれ
簡単に言えば、画面の中に四角い箱が何個あるのか。この箱が多くなればなるほど細かな画像を作ることができます。
今一番一般的に広まってるのがフルHD。このフルHDが2Kと同じ扱いになります。
2Kは水平方向に1920個、垂直方向に1080個。
なので2Kは1920×1080で約200万個(200万画素)
4Kは水平方向に3840個、垂直方向に2160個。
なので4Kは3840×2160で約830万個(830万画素)
8Kは水平方向に7680個、垂直方向に4320個。
なので8Kは7680×4320で約3300万個(3300万画素)
2Kから4倍が、4K。4Kの4倍が8Kという感じです。
これから広がっていくのが4Kで、8Kというのもいずれは広まると思われます。
HDRとは
家電量販店にテレビを見に行くとちょくちょく見かける「HDR」。これから広まっていくであろう性能で、正式名称は「ハイダイナミックレンジ」。HDRではないものは「SDR」で正式名称は「スタンダードダイナミックレンジ」この表示があるテレビが増えてきていますがどういうものでしょう・・・。調べてみました。
HDRとは
明暗の差をより細かくダイナミックに表現できる技術。SDRの時に比べて明るさをコントロールする技術があがっており表現の幅が広がっている。HDRの性能のなかに主に3つの種類があり、それが「HDR10」「DolbyVision」「HLG」というものがある。
「HDR10」
HDRの中で一番基本的なもの。明暗の差を(1024段階)で表現できるモノで、従来のSDR(256段階)の4倍になっている。
「DolbyVision」
これは比較的新しい技術で、HDR10と比べると明らかな差がある。Dolby Visionの明暗の差の表現は(4096段階)まで出来るようになっている。
「HLG」
テレビ放送でもHDRがやってくる時代が近づいており、放送独自の規格になっている。調べてみたがより専門的で難しかったので説明は省きます。
HDRには3つのある事だけを覚えておき、テレビを買い替える時などに、この性能に対応しているのか聞いてみて、できればついていた方が良いと思う。ただ、Dolby Visionについては対応コンテンツが少なく一般的に広まるのがまだの事なので、あまり深く考えすぎなくてもよいのかもしれない。
androidTVとは
最近のテレビはだいたいこのandroidTVになってきている。ネットワーク繋ぐことで、NETFLIXやHuluなど動画配信サービスのアプリケーションがテレビについていて、映画等を楽しむことができるようになっている。
一昔前のテレビだとこういうアプリケーションがついていないので、ネット動画などを楽しむためにはクロームキャストやファイヤースティックなどを使う必要が出てくる。まだ全部の機種がそういうわけではないがBDレコーダーに動画配信サービスのアプリがついている機種もあるのでテレビがandroidTVでなくても、ほかのやり方でandroidTVのように使えるようにはなっている。
DOLBY ATMOSとは
臨場感など味わうための技術。従来の音響技術は視聴場所の前後左右の水平線上の音で臨場感を表現していたが、DOLBY ATMOSは前後左右に加え上方向の音の表現が出来るようになっている。
従来なら水面上のような音の表現だったが、DOLBY ATMOSだとドーム型のような音響表現が出来るようになっているという感じ。
まだ新しい技術(2020/2月現在)なので、これから対応機種が増えていくと思われる。テレビやAVアンプを買い替えを検討している方は少し様子を見て必要ならDOLBY ATMOS対応の家電をかうべきかもしれない。
番外編:テレビの選び方
どういう基準でテレビを選べばいいのか。結構迷う方もいると思います。そんな方へ考えてほしいのが判断基準の優先順位です。
- サイズ
- 予算
- 使い勝手
- 映像と音
- メーカー
ひとによって優先順位の順番は変わるのであくまで参考程度に捉えておくのがよいかと思います。
1.サイズ
優先順位の一番をサイズにしたのが人によってテレビの置く場所が違うので部屋の大きさに合ったサイズのテレビをえらぶべきだからです。
だいたいのサイズの目安表
部屋の大きさ | テレビのサイズ |
4.5畳 | 43v型以上 |
6畳 | 49v型以上 |
8畳 | 55v型以上 |
10畳 | 65v型以上 |
16畳 | 75v型以上 |
20畳 | 85v型以上 |
2.予算
10万以内、15万以内、20万以内、20万以上と言った感じでしょうか。予算を気にしない人なら一番良いものを買えばよいですが、性能によって価格はめちゃくちゃ変わるので最初の方に決めておいた方がよいと思います。
新しい性能が全部ついてるのが欲しいなんて言ったら結構価格が跳ね上がったりするので。お財布と相談ですね。
3.使い勝手
使い勝手も結構重要です。実際に家電量販店に行って触ってみるのが一番良いと思います。分からないことがあれば店員に聞いて納得いくまで触りつくす。そうすると、納得した買い物ができると思います。
4.映像と音
正直どのメーカーもとても良い商品を作ってると思うので劇的に違うなんてことはないと思います。微々たる違いだと思います。なので優先順位は低めです。細部までこだわりたい方は以下の判断基準を参考にすればよいと思います。
【映像の判断基準】
- 鮮やかさ
- 映像の滑らかさ
- 黒色の表現
【音の判断基準】
- 声の聞きとりやすさ
- 重低音・高音
- DOLBY ATMOSなどの音響性能
5.メーカー
メーカーにこだわりがない方でレコーダーやホームシアターなどと一緒に購入を検討してる方は、同じメーカーのものを買うのが無難です。同じメーカーにすると一つのリモコンで操作出来たり、リンク機能などもあったりすることもあるので、そこは家電量販店に行って店員に聞きましょう。
まとめ
いかがでしたか?なんとなくは分かって頂けたでしょうか。技術の進歩は止まりませんがすべての情報を知るなんてなかなか出来ないと思います。なので家電などを買い替える時だけ調べればよいと思います。
よほどの家電通じゃないと調べるのが大変すぎて心折れますもん。今回はテレビについてちょこっとだけ触れましたが、こんなもんで良いと僕は思います。メーカーとの違いはドングリの背比べみたいなものではないかと思うので、ざっくりでよいと思います。
長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました(^^♪
以上、またの機会、次回に('ω')ノ